彼方
作成日:05.10.27


青い空を見上げて、眩しさに目を細める
空と同じ色した鳥が飛び立つのを見た
風に乗って聞こえる汽笛の主は
この鳥とどっちが遠くへ行くのだろう
輝きだす心は止まらない、どこまでも走っていける
飛べるさ、風になって僕らはきっと
この海の彼方へ

雨の空を見つめて、溜息で窓が曇る
空色の鳥は今、どこを飛んでるんだろう
めぐる水のように流れる世界は
どれほど遠くまで広がってるのだろう
走り出そう靴紐を結んで、位置についてよーいドンで
怖いものなんてないよ手を繋いで
地平線も超えて

掲げたこの拳は下ろさない、たとえ希望をなくしても
この夢天に届けもっと高く
青空の彼方へ